「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」を触ってみた話。

はじめまして。土井と申します。
SRIAはゴリゴリ技術畑のスタッフが多いので技術的なお話は他の方にお任せして
私は毛色を変えてあまり直接的な業務とは関わらない道楽的なベクトルで記事を書いていこうと思います。

さて、ニンテンドーさんから出た「はじめてゲームプログラミング」です。
技術者の方、特にお子さんをお持ちの方であれば購入するべきか検討された方も多いのではないでしょうか?
我が家の小3の娘も興味を示していたのでちょっと買ってみましたのでレビューしてみたいと思います。

感想
・さすが任天堂非常によく出来ていてチュートリアルとコーディングのバランスが巧い。
・ターゲットは小学校高学年から。小3にはちょっと早かった。親からの説明が必要。
・ビジュアルプログラミングというのはパッと見た時の理解がわかりやすそうで分からない物。

さすが任天堂非常によく出来ていてチュートリアルとコーディングのバランスが巧い。
これは言葉のまま。
説明させた言葉だけでなく、少し考えないと解らないようになっている。
あとオマケのカードは本業(?)だけあってすこぶるクオリティ高かったです。

ターゲットは小学校高学年からかな。小3にはちょっと早かった
教育するからには買い与えて放置するよりはキチンと教える事は大事だと思うんですよね。
まず出てくる文言が小3国語的に漢字の習熟度的に若干つらい。
また算数的にはまだ四則演算習いたての知識で「マイナス」などの触れさせるのは個人的には良い機会と思いました。
また「重力・引力」などに触れ具体的に数値で教えられるのも良いと思いました。

ビジュアルプログラミングというのはパッと見た時の理解がわかりやすそうで分からない
これは実際図を見てもらった方が早いですね。
下の図はいわゆる「脱出ゲーム」の図になります。

例えば一つのキー入力に対して、どのオブジェクトに作用があるかというのが線で繋がれています。
このソフトではノードンというキャラクター扱いで組み立てていく形をとっています。
縮尺の問題もあ理ますが、ぱっと見どこで何を制御しているのかというのがノードンでわかる脳じゃないと難しいんですよね。
あと結局プログラムはデータの流れを示すものだという意味ではこれが一番わかりやすいはずなんですけど
いざ図にすると、分かりやすいとは言い難い事が明示的で非常に面白かったです。

ちなみに上記の画像はチュートリアルレベルです。
フラグ管理やらちょっとロジックが増えればこの枠が多くなるので相当煩雑になると思います。

またマウスでの操作でもできるっぽいんで、可能ならマウスで操作した方がいいかもですね。
ゲームパットだとどうにもしっくり来なかったです。

逆にアクションゲームの場合はキャラクターの動きに対する処理をしているだけで
あとはステージ配置がメインになるのでかなりスッキリした見た目になると思います。

とりあえず今日は雑感だけとなりますが、
中途半端なプログラムの学習教材を買うよりこちらを買うのがおすすめかもしれません。



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