【PHP】PSR概要

ども、カロージです。

ちょっと、PSRについて調べることがあったのですが、元が英文で、且つ内容が堅苦しく、理解に苦しむ部分が有ったので要約したものをブログにしました。

今回は概要のみですが、PSR-0~20まで順次翻訳、要約したものをブログにしていきたいと思います。

 

そもそもPSR とは?

PSR(PHP Standards Recommendations の略)とは、

日本語では「PHP標準勧告」と訳され、PHP-FIG(PHP Framework Interop Group )が策定しているPHPコーディング規約を意味します。

 

PSR一覧

PHP-FIGのサイトを見ると一覧があり、ACCEPTEDされたインデックスは全部で18(全体では20)あります。

また、現在ドラフトのものや、非推奨となったものも一覧で見ることが可能です。

2021年9月30日時点では以下の2つが非推奨(Deprecated)となっています。

PSR-0 Autoloading Standard
PSR-2 Coding Style Guide

PSR一覧(2021年9月30日時点)

PSR TITLE STATUS
0 Autoloading Standard Deprecated
1 Basic Coding Standard Accepted
2 Coding Style Guide Deprecated
3 Logger Interface Accepted
4 Autoloading Standard Accepted
5 PHPDoc Standard Draft
6 Caching Interface Accepted
7 HTTP Message Interface Accepted
8 Huggable Interface Abandoned
9 Security Advisories Abandoned
10 Security Reporting Process Abandoned
11 Container Interface Accepted
12 Extended Coding Style Guide Accepted
13 Hypermedia Links Accepted
14 Event Dispatcher Accepted
15 HTTP Handlers Accepted
16 Simple Cache Accepted
17 HTTP Factories Accepted
18 HTTP Client Accepted
19 PHPDoc tags Draft
20 Clock Draft

 

ステータスについて

  1. Pre-Draft(提案)
  2. Draft(草案)
  3. Review(審査)
  4. Accepted(承認)…正式承認。正式にPSRとして勧告されたもの。
  5. Deprecated(廃止予定)…新バージョンに置換されたものや、不要になったもの。PSR-0は廃予定でPSR-4に代替となっています。
  6. Abandoned(放棄)

         

        仕様について

        PSR文書内記載されている “MUST”, “MUST NOT”, “REQUIRED”, “SHALL”, “SHALL NOT”, “SHOULD”, “SHOULD NOT”, “RECOMMENDED”, “MAY” 及び “OPTIONAL” は、

        RFC 2119で説明される趣旨で解釈してください。とのこと

        1. MUST…しなければならない
        2. MUST NOT…してはならない
        3. REQUIRED…要求されている
        4. SHALL…することになる
        5. SHALL NOT…することはない
        6. SHOULD…する必要がある
        7. SHOULD NOT…しないほうがよい
        8. RECOMMENDED…推奨される
        9. MAY…してもよい
        10. OPTIONAL…選択可

         

        参考

        PHP-FIG

        RFC2119



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