医療機関 AI研修
医療機関の職員向け、生成AI導入の基礎研修
某医療系センターで、職員の方向けに生成AIの基礎研修(講義とミニ演習の2時間)を行いました。生成AIの種類と代表的な製品の違いを整理し、最後は「自分の職場で試すならこれ」という案を参加者が自分で作ります。
背景
医療の現場では、個人情報の扱いや「AIがもっともらしい間違いを言う」ことへの不安から、生成AIをどこまで使ってよいかを判断しにくい状況があります。必要だったのは、ツールの操作方法よりも「導入を判断するための観点」でした。取引にあたっては、先方の情報セキュリティ講座と確認テストも受講しています。
作ったもの
2時間の研修スライドと演習シート。生成AIの6つのタイプ、仕組みを3つの層で見る考え方、提供形態の選び方、導入の手順と最低限のルールづくりまでを扱います。研修のあとには、初学者から上級者まで4段階・100語の用語集と、先生と生徒の対話で学べる台本も作りました。
AIとの役割分担
同じ依頼を5つのAI(ChatGPT、Gemini、NotebookLM、Manus、Genspark)に出して資料のたたき台を作らせ、見比べてから良いところを組み合わせました。「最終判断は人がする」「個人情報は入力しない」「記録を残す」といった医療現場での注意点は、人間が確認して仕上げています。
研修で大事にしたこと
全体を通したメッセージは「生成AIは道具。使う人と設計が命。」です。演習では、診療録の下書き、院内のよくある質問への回答、事務文書の作成の3つを例に、「小さく試して、測って、広げる」計画を参加者自身に作ってもらいました。
5つのAIに同じ宿題を出して、いちばん良い答案を採用しました。
企業研修・人材育成